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パッシブの概念を暮らしに活用しよう!緑のカーテンの事例2020.10.20

東京都では、緑のカーテンプロジェクトという取り組みがおこなわれています。
葉っぱの蒸散作用を利用して、涼しいまちづくりを推進する運動で
都内のある不動産会社が推進する取り組みです。



緑のカーテンとは、緑色のカーテンのことではありません。
朝顔やへちまのような、ツルが何かに巻き付いて伸びる
ツル性植物で作られた自然のカーテンのことを言います。

夏の暑い日に、葉っぱの間をすり抜けてくる涼しい風は
まるで天然のエアコンといっても過言ではないそうです。



また、野菜を収穫することも楽しみのひとつで
大人も子供も学ぶべきテーマの豊富な楽しいカーテンなのだそうです。

東京の板橋区第7小学校では、総合的学習の時間を使って
教室を「緑のカーテン」で覆う活動をしました。
そこで得られた実験結果では、次のような結果が出ました。



「緑のカーテン」のないバルコニーでは、コンクリート床面の温度が約40℃で教室内も40℃を超えたのに対し、

「緑のカーテン」があるバルコニーの床面は34℃、教室内では30度前後。
その差が10℃と、おおきな効果があることが分かっています。



自然を活用したまさに「パッシブ」の考え方です。
私たちひとりひとりの住まいでも取り組める身近な活動といえます。

また、中部電力も「環境にやさしい取り組み」として
身近な夏の省エネとして、緑のカーテンが推奨されています。

 



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