日本ではアルミサッシの普及率が、全体の約9割を占めていますが、
欧米では、割合が少し異なります。
断熱性の高い木製のサッシや、樹脂サッシが多く使われています。
アルミサッシは軽くて加工がしやすいため、ガラスをはめる断熱構造を作りやすいのが特徴です。
気密性が高まる効果に注目が集まり、1960年~1970年代に、急速に普及しました。
しかし、アルミサッシは熱を伝えやすいところが難点で、
最近では、熱を伝えにくい素材や構造を持った断熱サッシの普及が広がっています。
樹脂で断熱性を高めた「アルミ樹脂複合サッシ」、
内部に樹脂を挟み込んだ「アルミ断熱サッシ」などがあります。
リフォームの場合には、窓全体を取替理と外壁や内装にまで工事の範囲が広がって
大掛かりになってしまいがちです。
費用を抑えたいとき、短い工事期間でリフォームしたいときには、
次のような方法もあります。
・ガラスだけを複層ガラスに取り替える方法
・室内側に窓を追加して、二重窓にする方法
このような方法でも住宅の断熱性はじゅうぶんに高めることができます。
ただし、内窓の気密性が低いと、外側の窓に結露が生じてしまいますので、
その点には注意が必要です。
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